【オーストラリアで小学生のホームスクーリング】イースターの工作と過ごし方

イースターだから子どもと何か楽しめることはないかなあと探していませんか?

この記事では、イースターをお子さんと一緒に楽しめるアクティビティと、イースターに関する豆知識をご紹介します。

オーストラリアはキリスト教徒の多い国なので、イースターの事についての知識はつけてあげたいですよね。

イースターについての学習は、歴史の勉強にも宗教の勉強にも地理の学習にもつながりますので、楽しまない手はないですね。

お子さんと一緒に楽しみながら、イースターの歴史や豆知識も教えてあげてくださいね

日本ではあまり親しみのないイベントですが、オーストラリアでは大イベントのイースター。せっかくなら楽しみたいですよね!

オーストラリアのホームスクーリングでイースターはなにをする?イースター工作のアイデア

オーストラリアの学校では、イースター前になると、子どもたちは工作で盛り上がっていますね。ホームスクーリングでも、こうした工作を通して、イースターに興味を持たせることができるといいですね。

お子さんとご一緒に挑戦してみてくださいね。

親子で楽しむ工作イースター折り紙「たまごうさぎ」

折り紙で作るたまごうさぎ。可愛いウサギがたまごの中に!

作り方も簡単なので、お子さんと一緒に楽しめます。お友達にあげても、喜ばれそうですね。

たまごうさぎ

折り紙でたまごうさぎを作る次女

Youtubeの動画で丁寧にゆっくり説明しくれているので、8歳の次女にもできました!

折り紙でできたたまごうさぎ

かわいいいたまごウサギができました。いっぱい作ってお友達に配ったらとっても喜ばれたそうで、次女も嬉しそうでした。

ウサギやエッグなど可愛いイースター塗り絵 

イースターの塗り絵は学校でも子どもたちに人気のアクティビティです。シンプルなものから、大人顔負けの塗り絵まで、無料でダウンロードできるのが嬉しいですね。

子どもたちは可愛いキャラクターに大喜び。プーさんやスヌーピー、ハローキティなんかもありましたよ。

イースターの塗り絵をする次女

イースターエッグハントのバスケット作り

画用紙などを使って、イースターエッグを入れるバスケット作りもおすすめ。少し硬めの画用紙で作れば、実際にイースターのエッグハントで使えます!

色々なイースターバスケット(英語)

英語のブログですが、かわいいバスケットがたくさんあります。小さいお子さんも一緒にできる簡単なバスケットの作り方です。

イースターエッグハント

イースターエッグを隠して、ハンティング。我が家では前日の夜に子どもたちが寝静まってからこそこそとエッグを隠します。実は、去年イースターバニーの正体を知られてしまったけど、でもやっぱりイースターだからエッグハンティングは不可欠ですよね。

お友達を呼んで一緒にエッグハントしても楽しいですね。

イースター前は、街の図書館や、市役所の企画で、イースターエッグハントが行われるところもあります。街の子どもたちが集まる機会ですから、行ってみても楽しいかもしれません。

オーストラリアのホームスクーリングで行くイースターのお祭り

オーストラリアでは、イースター期間中にたくさんのお祭りがあります。中には団体割引をしてくれるところもあるので、ホームスクールコミュニティグループで行っても楽しいですね!

オーストラリアのイースターはクリスマス以上に催し物が多い気がします。4連休になりますし、ご家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか。

オーストラリアのイースター期間に開催される大きなお祭りをご紹介します。

シドニーロイヤルイースターショー

オーストラリアで一番大きなイースターのお祭り。シドニーロイヤルイースターショー。毎年平均80万人を超える人たちが集まるお祭りです。

2024年のシドニーロイヤルイースターショーは3月22日から4月2日までで、チケットはゲートで購入すると割高になるので、オンラインで取るのが良さそうです。

シドニーロイヤルイースターショーチケットインフォメーション

印刷できるメディアガイド

各日にちのイベントや、地図も載っているので、前もって知っておけるのはありがたいですね!

シドニーロイヤルイースターショーガイド

場所:Sydney Showground at Sydney Olympic Park

シドニーロイヤルイースターショーは団体チケットが50人以上からです。ホームスクーリンググループも50人以上なら団体チケットが取れると思います。

シドニーファミリーショー

シドニーファミリーショーはシドニーロイヤルイースターショーより規模の小さいお祭りですが、ゲームや、乗り物、動物とのふれあいや出し物もあり、家族で楽しむには申し分ないお祭りです。

お値段も大人(16歳以上)$30、子ども(3歳から15歳)$15、ファミリー$70と、ロイヤルイースターショーに比べるとお手頃なのが嬉しいですね。

2024年は3月23日から4月1日まで。

当日現地でチケットを買うこともできるようですが、前もって購入しておくことをおすすめしているようです。

シドニーファミリーショーチケット

場所:Entertainment Quarter, in Moore Park, NSW

2000台の車が入る駐車場は2時間まで無料です。

他にも各地でエッグハントやマーケットなどイースターのお祭りが開催されます。

【オーストラリア】イースターはなぜウサギなの?ホームスクーリングで教えるキリスト教のお祭り

オーストラリアではイースターをお祝いする習慣があります。学校に行っている子どもたちは、学校でイースターについて学ぶので、ホームスクーリングの家庭でも、知識としてもしっかり教えてあげたいですね。

イースターとは

イースターはイエス・キリストが十字架にかけられ亡くなった3日後に、死から復活したことをお祝いする行事で、日本では復活祭と呼ばれています。

イエス・キリストが十字架にかけられた日と復活した日の、正式な日付は記されていないため、イエスの復活した日を春分後の最初の満月の直後の日曜日と定められました。

キリスト教徒にはクリスマスと同じくらい大切なお祭りで、家族と共に過ごすのが一般的です。

イースターは4日間の連休になり、伝統的に拝礼に行ったり、子どもたちはイースターエッグハントを楽しんでいます。

イースターシンボルの秘密:ウサギ、卵、ひよこに込められた意味

イースターでおなじみの、イースターバニーとイースターエッグ、そして黄色いひよこ。ちぐはぐな組み合わせに見えますが、バニー(うさぎ)とたまごの関係性は何なのでしょうか。

イースターバニー(うさぎ)

ウサギの繁殖力の高さから、春の訪れと、新しい生命の象徴としてイースターのシンボルに採用されたと言われています。

イースターエッグ(たまご)

新しい生命の可能性を示したものです。たまごはイエスのお墓と復活を象徴していて、たまごを装飾した物はイースターのお祝いに贈られるものとして、古くから用いられているそうです。

ひよこ

ひよこは、そのたまごから生まれてくる生命です。新しい始まりや春の訪れをお祝いを象徴しています。

柚葉
柚葉

イースターのウサギとたまごとひよこは、春の訪れと新しい生命を象徴したものなんだね。

イースターの祝日グッドフライデーとは

イエス・キリストが十字架にかけられ亡くなった日をグッドフライデー(聖金曜日)と呼びます。そしてイエスは、その3日後のイースターサンデーに死から復活したとされています。

金曜日に亡くなって、日曜日に復活したのなら、2日じゃん、と思うかもしれませんが、これは、ユダヤ暦の時間計算での3日後で、ユダヤ暦では、夕方に1日が始まるので、金曜日も1日として数えるのだそうです。

グッドフライデーは伝統的に、イエス・キリストの犠牲を想い、身を慎める日と考えられています。グッドフライデーは伝統的に、

  • お肉を食べない、
  • お酒を飲まない

とされています。

そのため、一般的にお酒を販売するお店は、営業時間を制限されます。リカーショップはグッドフライデーは通常お休みになります。

イースターに何を食べる?イースターの伝統的な食べ物

グッドフライデーには、お肉を食べずに、魚やエビなどを食べる家庭が多いようです。そして、イエスが復活したとされている日曜日には、ラム(羊)やビーフなどのお肉を食べながらお祝いします。

ホットクロスバン

イースターで欠かせないのは、ホットクロスバンと言うパンですね。

ホットクロスバンは、イエス・キリストの受難を示す十字架がパンの上に刻まれたパンです。1361年に、トマス・ロッククリフと言う修道士がグッドフライデーにこのパンを配ったことがはじまりで、グッドフライデーに食べるパンとなりました。

昔は、イースター前、40日のレント期間(四旬節)は、卵や乳製品の使用が禁止されていて、ホットクロスバンもそれらを使用せずに作られていたと言われています。

イースター前になると、スーパーにもずらーっと並び始めますね。このパン、ずっしりしてて、オーブンかトースターで少し焼いて、バターを塗って食べると、とってもおいしい!

もともとは、レーズンやスパイスが入ったパンでしたが、現在では中に、チョコチップが入っている物も売られていますね。美味しくて、それじゃなくても、イースターはチョコいっぱいなのに、パンにもチョコが入ったのを食べちゃいます。

まとめ

イースターはキリスト教の、イエスの犠牲を悼み、復活を祝うお祭りです。

日本ではあまり聞かないお祭りですが、オーストラリアはキリスト教の多い国なので、ホームスクーリングでは、お祭りの背景も教えてあげたいですね。

塗り絵や、工作を子どもと一緒に楽しみながら、お話しするとスッと理解してくれるかもしれません。

また、シドニーロイヤルイースターショーや、各地のイースターのお祭りは、子どもたちが楽しみながらイースターやキリスト教の事を学ぶ良い機会です。是非ご家族で楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

在豪歴20年。4年間の留学生活ののち現地で結婚。オーストラリアの田舎町で3人のハーフの子供たちを育てています。子供が大きくになるにつれて、コミュニケーションの測り方が難しくなってきたことから、自身の英語の勉強のやり直しと、子供たちの日本語力アップに力を入れています。

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