オーストラリアでは7月から最低賃金が引き上げられるのに、時給のいい仕事が見つからない!という声をよく聞きます。
オーストラリアの最低賃金が2024年7月1日から3.75%引き上げられ、20歳以上の最低賃金は時給で$23.23から$24.10、フルタイムの週給では$882.80から$915.90になります。
賃金の高いオーストラリア、近年は人気が急上昇していますが、人気ゆえ人が多すぎて「仕事が見つからない」といわれていますね。
せっかく希望を持ってオーストラリアに来たのに、仕事がなく、資金が尽き泣く泣く帰国という話も珍しくないようです。
そこでこの記事では、オーストラリアで経験がなくてもできる時給の高い仕事と、私が実際に現地で仕事を見つけた方法をご紹介します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
- みんなが知らない、オーストラリアでの仕事の探し方とコツ
- オーストラリアでお金を作る方法
- オーストラリアでハードルの低く時給のいい仕事
- 英語が苦手でも付ける仕事
オーストラリアでの仕事探しのお役に立てればうれしいです。
【成功体験談】オーストラリアで仕事を探す方法とコツ
私の経験上、オーストラリアは日本に比べるとかなりおおざっぱで、履歴書を出しても返事すらこないというのはよくあることです。
近年、オーストラリアに入国してくる人たちが増え、X(ツイッター)やFacebookでもオーストラリアで仕事を探す日本人の声がよく見られます。
ここでは、私が仕事を見つけた経験談とちょっとしたアドバイスをご紹介します。
長く現地にいる人からの知恵だと思って読んでみてくださいね。
直接行く
勇気のいることですが、直接働きたい場所に履歴書をもって行くのが一番早いです。
カフェやレストランに履歴書を直接持って行くというのはよく聞きますが、飲食店だけじゃなく、求人サイトに広告を出しているような、学校や会社にも直接持って行きましょう!
2つの成功事例を紹介します。
英語学校に採用
私の経験談を例にとると、英語学校が日本人担当のパートをJams.tv(日本人情報サイト)で募集していました。
履歴書をきれいに書いて、指示通りメールで送りましたが、待てど暮らせど返事が一向に来ませんでした。
意を決して、学校に履歴書を持って訪問し、ダメ元でオーナーに会いに行きました。
オーナーは韓国人で、「忙しくて、まだ1つも履歴書を見てないんだ」と言い、「せっかく来てくれたから、面接してもいい?」となってちょっとした面接の後、採用となりました。
行かなかったら私の履歴書は埋もれてしまっていたでしょう。
カフェの仕事ゲット
私の友達の話です。
彼はニュージーランドへワーキングホリデーに行ったのですが、仕事探しに苦戦していました。
そこで彼が取った戦略は、現地のカフェに、履歴書とクッキーやマフィンを焼いて配ることでした。
「こんなにおいしいクッキーが焼けます」というのを売りにしていたようです。
クッキーが功を奏したかどうかはわかりませんが、希望通り現地のカフェでお仕事をゲットしていました。
度胸の見せ所だね
田舎街なら、写真のような「スシ」を作って持って行ったらよいかもしれません。
私は田舎街に住んでいるのですが、「日本人」だから「スシ」が作れるということで、地元のカフェで引っ張りだこです。
seek やIndeedなどの求人サイトで仕事をゲットできるのは、基本的に大学新卒者や、その分野での経験がある人です。
現地の方(英語が喋れることが前提)向けに作られた求人なので、そこは理解しておくとよいですね。
英語が共通語の国で「英語が話せる」ということは、残念ながら特別な特技にはなりません。
ライバル(オーストラリアで仕事を探している人)を同じ条件に立つためには、日本にいるうちにある程度英語を話せるようになることが、オーストラリアでいち早く仕事を見つける絶対条件です。
数あるオンライン英会話レッスンのなかで、柚葉が選んだのはコレ!
4倍速で英語が身に着くカランメゾットを導入しているスクール。
早く話せるようになるには、やっぱりレッスンの質を重視したい!
最短で英語を身に付けるならこれがよさそう!
友達(知り合い)のつて
オーストラリアでは人のつてがとても大切です。
リサーチによると、80%の仕事は求人サイトに出ていないとさえ言われるぐらい、得られるかもしれない仕事はおおやけにされていません。
これは、なぜかと言うと、「めんどくさいから」です。大企業で、人事部があれば別ですが、小さなビジネスはそんなところはありません。
求人を出してしまうと、応募者の対応をするために、シンプルにオーナーや社員の仕事が増えるんですね。
だったら、誰か知り合いがいい人連れてきてくれるのを待つ方が早い。といった感じです。
「求人は出さないけど、もう1人ぐらいいると実は助かる」と思っている経営者も結構いるんですね。
「私の友達が仕事を探してるんだけど、なんかない?」といった感じで、仕事が決まるケースは多々あります。
いくつか例を紹介します。
シドニー留学サポートエージェントの仕事をゲット
私がシドニーにある留学サポートエージェントでお仕事をもらえたのも、友達のつてでした。
シドニーで仕事をしていた友達が、「日本人が留学エージェントいる」と紹介してくれたのがきっかけです。
彼女に連れられて、オーナーに会いに行き、雑談の後、「じゃあ明日から」という具合でお仕事を頂きました。
オーペア(住み込みベビーシッター)
私の住む田舎街に、オーペアで来ていた日本人がいました。
どうやってその仕事を見つけたのか聞いてみたところ、「友達の友達がオーナーを知っていて、紹介してくれた」と言っていました。
オーストラリアの仕事探し(田舎は特に)は、人のつてがとても大切です。
人のつてを作るには、つてを持っている人に会うことが必要です。それを考えると、現地に住む人とのつながれるところに行くとよいですね。
- 教会
- ボランティアワーク
- ホームステイ
- 現地の人とシェアハウス
とにかく現地の人(永住者)と知り合いになることが重要です。
自分で仕事を作る
開業なんていうと大袈裟ですが、自分で何かやってみるのもありです。
オーストラリアでは、趣味程度でやっているお仕事には税金を払ったり、何か登録をしたりする必要はありません。
- ハンドメイドアクセサリーをFacebookやマーケットで売る
- ハウスキーパー
- 日本語チューター
- 家庭教師
- ネイル
私または私の友達が実際にやってお金を稼いでいたことです。
1つずつ紹介します。
ハンドメイド
ハンドメイドの作品を売っている人は多いです。
材料があまりかさばらずに、手軽に始められるのはアクセサリーですね。クリスマスマーケットになるとかなりよく売れるようです。
お小遣い稼ぎにやっている人が多いですが、しっかり生活費を稼ぐぐらいの方もいます。
絵はママ友がやっているビジネスですが、大きなキャンバスに絵を描いて売っています。1画大体1万円以上で、中には1画10万円を超えるものもあります。
趣味で始めて、今は売り物にしているというママもいて、いいお小遣い稼ぎをしていますよ。
絵が好きな方は是非挑戦してみるのも楽しいですね。
ハウスキーパー
ハウスキーパーも会社に所属せずに、自分で広告を出して仕事をゲットすることもできます。
義母の家に来てくれるハウスキーパーさんもどこの会社にも所属しない、主婦です。
口コミでどんどん広がり、1週間休みの日がないと言っていました。
ちなみに義母のハウスキーパーさんは1時間$25で、2時間以上が条件です。ガソリン代がかかるので、5キロ以上はプラス$25の交通費がかかります。
少し安く感じるかもしれませんが、現金払いで税金が取られないので、彼女はそれで満足しています。
お掃除と同じ要領で、芝刈りや庭のメンテナンスをしている人もいます。
他人の家に行く仕事ですので、最初の雇い主は知り合いがよいかもしれません。
または、1人ではなく2人でチームを組んでするのもいいですね。
日本語チューター・家庭教師
日本語は需要のある言語で、習いたいという人はたくさんいます。
私の場合は、夫の同僚の娘さんに日本語を教えてほしいと頼まれ、教え始めました。
当時(10年前)で1時間$30で最初は彼女だけに教えていましたが、その後、生徒を増やして立派な収入源になりました。
そのころはスーパーやモールなどの掲示板に、A4用紙の広告を作り生徒を募集しましたが、今ならやっぱりFacebookの地域のコミュニティページに載せると思います。
家庭教師も同様に募集できますね。
起業したつもりはなかったのですが、今考えるとしっかりビジネスになっていたと思います。
ネイル
ネイルが上手にできる方は、自宅でネイルのサービスをしている人もいます。
全部そろえるのは大変なので、私は〇〇専門でネイルします。というようにすれば、そのネイルが好きな方に集まってもらえますね。
農家直伝!ファームの仕事の探し方
「ファームの仕事を探しているけど見つからない」という話をよく聞きます。
私は10年前から、オーストラリアの片田舎でどっぷり農家ですが、実は農家さんはいつも誰かしら働き手を探しています。
なぜ、その声がワーホリさんやバックパッカーに届かないのかというと、レストランのオーナーさんと一緒で、求人を出さないからです。
オーストラリアの天気は「干ばつ」か「洪水」と言われるように、天候が極端です。今は人が必要で雇ったはいいけど、来月仕事があるかどうかはわからない。
お給料の約束ができないんですね。なので、地元にいる誰か手の空いている人に頼んで、短期で働いてもらうということが多いです。
そしてもう1つの理由は、「雇ってもすぐに戦力にならない」問題。
ファームの仕事は、マニュアル化されているものではありません。子どものころからファームで育ってない人が、急に来て「今日からファーム仕事します。」と言っても教えることが多すぎるんです。
農家の人は人に何かを教えることに慣れていないので、「めんどくさい」んです。
マニュアル化されているフルーツピッキングがファームの求人に多いのはそのためでしょう。
もし本気でファームで働きたいと思うのなら、思い切って田舎に行きましょう。
そして、田舎のパブやレストランで働いて、「地元」の知り合いを作り、そこからファームの人を紹介してもらう。これがファームで仕事をゲットするコツです。
私が住んでいる街は、人口の80%が農家というぐらい、農家の多い街ですが、街にはパブがあり、なんとそこで日本人が2人働いていました。
彼らが「ファームで働きたいんだ」と言えば、きっと何かしらの仕事が見つかると思います
田舎街は若者の働き手に飢えています。田舎には仕事がないと思ったら大間違いで、きっと田舎の方が仕事は見つけやすいでしょう。
街のカフェもしょっちゅう人を探しているよ。
「めんどくさい」けど、雇う価値があることを証明できればいいわけです。
そのために、まず地元のパブやカフェで働いて、「地元」の知り合いを作り、その人たちに「まじめでよく働く」と認めてもらいましょう。
そうしてその人の「コネ」でファームの仕事を探すのは、シドニーから履歴書を送り続けるよりずっと可能性があると思います。
ネイティブ並みに話せる必要はありませんが、意思疎通ができて言われていることが分かるのは必須です。
そうでないと、双方が嫌な思いをすることになるね。
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オーストラリアでハードルが低くて時給のいいアルバイトは?
オーストラリアでは、どんな仕事を探せば高い時給がもらえるのか、気になりますよね。
ここではあまりハードルの高い仕事はさけ、経験がなくてもできる仕事を紹介します。
専門職で経験のある方は、その経験を活かして仕事を探したほうが、時給が高いので是非オーストラリア求人情報のSeekやIndeedを使ってお仕事を探すことをおすすめします(英語力が必要)。
ウェイター
レストランのウェイターは比較的簡単に始められるでしょう。
英語が苦手でも、ほとんどマニュアル化されているので、仕事をする分には困りません。
私が学生だったころも、タイ人や中国人の友達がそれぞれの出身地のレストランで(タイ人はタイレストラン、中国人は中華レストランで)バイトをしていましたが、英語がそれほど得意でなくても働いていました。
レストランのウェイターの最低賃金は20歳以上で$24.10(2024年7月から)ですが、レベルが上がるごとに昇給します。
また、土曜日、日曜日、祝日はそれぞれ別に高い時給が設定されています。
夜間22時~0時まで、早朝0時~6時までも、通常の時給にプラスαされるのが決まりになっているので、しっかり確認しましょう。
レストランの実際の時給は、2024年6月現在で平均$25〜$40と言われています。
エントリーレベルの賃金サンプル($1=105円で計算)
レベル | 時給 | 週(1日4時間、週5の場合) | 月(4週間) |
エントリーレベル | $24.10(2,530円) | $482(約5万400円) | $1,928(20万1,600円) |
オーストラリアの昇給はオーナーがしてくれることもありますが、自己談判で行われることもよくあることです。
そろそろレベルアップしてもいいんじゃない?と思ったら、ボスに自己談判してみてみましょう。
清掃員
ショッピンモールやオフィスなどの清掃員は、1人で黙々とする仕事なので英語が苦手でも仕事上は問題になりません。
清掃員は比較的需要の高い仕事で、仕事も見つけやすいかもしれません。
エントリーレベルは最低賃金の$24.10(7月から)からのところが多いですが、平均時給は$25〜$60と言われています。
エントリーレベルの賃金サンプル($1=105円で計算)
レベル | 時給 | 週(1日4時間、週5の場合) | 月(4週間) |
エントリーレベル | $24.10(2,530円) | $482(約5万400円) | $1,928(20万1,600円) |
ミートファクトリー
ミートファクトリーは酪農家から仕入れた家畜をスーパーやお店に出荷する作業をするところです。
私が以前住んでいた街にもあり、その街にはミートファクトリーで働く韓国人のワーキングホリデーの人たちがたくさん住んでいました。
ミートファクトリーは時給が高いで有名
ミートファクトリーの平均時給は、すでに売られるように処理された肉をパッキングする仕事で$25くらいから、とさつの仕事は$36くらいです。
基本的に週5日の仕事です。
エントリーレベルの賃金サンプル($1=105円で計算)
レベル | 時給 | 週(1日4時間、週5の場合) | 月(4週間) |
パッキング | $25(2,625円) | $500(約5万2,500円) | $2,000(約21万円) |
とさつ | $36(3,780円) | $720(約7万5,600円) | $2,880(約30万2,400円) |
オーストラリアのカジュアルの時給はいくら?
オーストラリアには日本にはない「カジュアル」というポジションがあります。
日本の「派遣」に近いかもしれません。
カジュアルの1番の利点は時給が高いこと。そして休みがいつでも取れるので、旅行に行きたい場合や他の仕事と重なったときは休みやすいです。
しかし、会社と契約がないので、理不尽な理由で解雇された場合も文句が言えないのが現状です。
カジュアルの仕事を掛け持ちするのも、短期間でお金を稼ぎたい人には向いているやり方です。
英語が苦手でもできる仕事
英語を使って仕事をしたいけど、どうしてもまだ自信がないという方は、まずは日本語環境で働いてみるのもありかもしれません。
金銭的に追い詰められると、何もうまくいきませんし、気分も落ち込みますよね。
まずは金銭的な安定を確保しながら、同時進行で新しいことに挑戦していくのも1つの選択肢ですね。
ここでは、英語が苦手でもできる仕事を考えてみました。
日本語で家庭教師
シドニーやメルボルンの大都市には駐在で住んでいる日本人の家庭も多くあります。
数年後には日本に帰るから、帰国してから子どもが学校で困らないように、日本語での家庭教師を探している家庭も多いです。
家庭教師や教師、塾講師の経験がある人や大学生は、オーストラリアの情報サイトのJams.tv や日豪プレス、Gumtreeなどで生徒を募るのも1つの手。
また自分が住んでいる地域のFacebookコミュニティに入って(Buy and sell のようなコミュニティでもOK)募集をかけることもできますね。
オーストラリアの家庭教師の時給はびっくりするほど高く、価格帯は$30∼$90(約3,150円~9,450円)と言われています。特に教師の資格を持っている人はかなり有利です。
賃金サンプル($1=105円で計算)
レベル | 時給 | 週(1日4時間、週5の場合) | 月(4週間) |
$30(約3,150円) | $600(約6万3,000円) | $2,400(約25万2,000円) | |
$50(約5,250円) | $1,000(約10万5,000円) | $4,000(約42万円) |
日本人は「自分なんて…」と遠慮する傾向がありますが、あなたを必要としている人がいるかも知れません。自分の能力を活かせるところはたくさんありますよ。
日本語のチューター
家庭教師と似ていますが、こちらは日本語を教えるチューターです。
シドニーやメルボルンなどの大都市に行くと、外国人が日本語を学ぶ塾や駐在の日本人やハーフの子どもが行く日本語学校があります。そこで日本語を教える先生です。
私もシドニーに住んでいるときに、日本語の塾に面接を受けに行ったことがあります。
その塾のオーナーは韓国人でした。生徒の多くも韓国人で、高校の選択授業で日本語を選択していて、HSCという高校卒業のテストに向けて勉強している生徒が多いようでした。
ハウスキーパー
お客さんのお家に行って家の掃除をするお仕事です。
こちらも清掃員と同じく、掃除なので1人で黙々とこなす仕事です。
お客さんが日本語を話さない人だと、英語での会話になりますが、「ここを掃除して」というような指示ぐらいなので、慣れてくれば聞き取れるようになります。
私の義母はハウスキーパーさんに週1で来てもらい、家を掃除してもらっていますが、その方もあまり英語が上手ではありません。
それでも、何とか意思疎通してお掃除してもらっています。
こちらも、Jams.tvやフェースブックのコミュニティまたはGumtreeというオーストラリアの情報サイトに募集を出して個人で仕事を探すというのも1つの手段ですね。
プライベートのハウスキーパーの価格帯は$30∼$60と言われています。
レベル | 時給 | 週(1日4時間、週5の場合) | 月(4週間) |
$30(約3,150円) | $600(約6万3,000円) | $2,400(約25万2,000円) | |
$50(約5,250円) | $1,000(約10万5,000円) | $4,000(約42万円) |
義母のハウスキーパーさんも、企業から派遣された方ではなく、1人でやっている方です。
どんどん口コミで広がっていきますよ。
日本人の留学サポートエージェント
大都市には日本人が経営者の留学サポートエージェントがたくさんあります。
そこで、日本人の留学生やワーホリさんの留学先、仕事探し、ホームステイ先のお世話をするお仕事です。
私も大学時代シドニーのある日本人留学サポートエージェントでアルバイトさせていただきましたが、ほぼ日本語環境でした。
英語を話す機会と言えば、生徒さんに紹介する英語学校へ訪問したときぐらいです。
こちらは企業なので、最低賃金スタートになると思います。
エントリーレベルの賃金サンプル($1=105円で計算)
レベル | 時給 | 週(1日4時間、週5の場合) | 月(4週間) |
エントリーレベル | $24.10(2,530円) | $482(約5万400円) | $1,928(20万1,600円) |
日本食レストラン
多くの日本人がまず最初に考えるのが日本食レストランかなと思います。
ただ、近年の留学生やワーホリさんの増加によって、日本食レストランはレストラン側の買い手市場で、仕事をしたい人であふれかえっているようです。
英語が話せないとやはり足元を見られてしまうでしょう。
キャッシュインハンド(給料現金払い)で、税金を払わなくていい代わりに、かなり安い時給で仕事を提供しているという話もよく聞きます。
「とりあえず、収入源を確保できれば」というのであれば、オーナーが日本人の日本食レストランは働きやすいかもしれません。
エントリーレベルの賃金サンプル($1=105円で計算)
レベル | 時給 | 週(1日4時間、週5の場合) | 月(4週間) |
エントリーレベル | $24.10(2,530円) | $482(約5万400円) | $1,928(20万1,600円) |
デリバリー
Uber Eatsなどの食事のデリバリー業は、レストランとのやり取りと、お客さんとのやり取りは基本的に英語ですが、よく使われる簡単なフレーズや単語が分かれば、さほど高い英語力は必要ありません。
ただ、指示がアプリで送られてくる仕組みになっているようなので、指示を読めるぐらいの英語の読解力は必要ですね。
こちらは歩合制なので、やればやるだけといった感じでしょうか。
オーストラリアでは平均的に時給にして$26と言われていますが、これはピーク時のデリバリーも含めた平均で、車やバイクを使う場合は燃料費は自己負担です。
実際には時給に換算すると$8∼$12(ピーク時$15∼$20)とも言われています。お客さんからチップをもらえる時もあるので、それを換算するともう少し多い時もあるかもしれませんね。
オーストラリアにはチップ文化はないから、あんまり期待できないかも…
賃金サンプル($1=105円で計算)
レベル | 時給 | 週(1日4時間、週5の場合) | 月(4週間) |
$12(1,260円) | $240(約2万5,200円) | $960(10万800円) |
労働量の割に収入が少ない印象だね
まとめ
オーストラリアの最低賃金と仕事の探し方のコツを紹介しました。
オーストラリアでは英語が苦手でも仕事はできます。
しかしながら、英語が話せれば選択肢はどーんと広がりますし、何よりもっと楽しいです。
今は日本にいながら英語がペラペラになれる時代。
英語が共通語のオーストラリアでは、早い段階で英語力をがっつりつけて、仕事探しに挑むのが正解かなと思います。
節約のために現地の英語学校に行かなくてもOK!英語は勉強できます。オーストラリアなら練習相手がそこら中にいますから。
あなたのオーストラリアでの生活が楽しくなることを願っています。
ご質問、ご相談はコメント欄より受け付けています。お気軽にお話しくださいね。
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