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2025年オーストラリアと日本の物価を比較!高すぎ!驚愕の1か月の生活費は?

オーストラリアと日本の物価を比較する記事のアイキャッチ
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2025年、オーストラリアの物価事情は日本と比べると大変なことになっています!

「オーストラリアで長期滞在、または移住したいけど、物価の上昇具合が気になる」、「お給料が高いのいいけど、生活のコストは日本と比べてどうなの?」と疑問に思っている方も多いと思います。

そこで、この記事では、オーストラリアと日本の物価の違いと、一般的な生活費をご紹介します。また、大学時代にオーストラリアへ渡り、現在は在豪20年のアラフォー主婦が、学生時代から独身時代、そして家庭を持った現在までの経験をもとに、物価の実情を深掘りしてお伝えします。

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オーストラリアの物価が高すぎる

オーストラリアの空港に降り立ち、さあこれから、と意気揚々カフェに立ち寄ってまず驚くのは、英語が通じない事より、その値段!

コーヒーのスモールサイズが$9(約900円)、サンドイッチを買おうものなら$20(約2000円)程度は余裕でかかってしまいます。

空港は割高とはいえ、それにしても高い。特に近年の物価の高騰は尋常ではないと思う程です。買い物に行くと、3日分ぐらいの食材だけで、何も特別なものは買っていないのに$100(約1万円)をゆうに超えてしまいます。

去年(2024年)いつも買っていたバターがいっきに80セント(約80円)値上がりした時は恐怖を感じましたが、つい最近さらに70セント(約70円)値上がりして、1年間で$1.5(約150円)も高くなってしまいました。

ポテトチップスやチョコレートなどのお菓子類にも物価の上昇は影響していて、子どもの誕生日会をしたときは、4人ほどの友達を招いた、お菓子と飲み物だけのささいなパーティーで$200(約2万円)以上もかかったほどです。

オーストラリアのポテトチップス

また喉が渇いたからといって、コンビニでペットボトルの水を買おうと思ったら大間違い!そんなことをしたら、1本で$5(約500円)も払うことになります。

柚葉
柚葉

オーストラリアでは節約のためにもマイボトルが常識!

【2025年】オーストラリアの物価を日本と比較

2025年現在、結論から言うと、オーストラリアは日本に比べて物価が非常に高いです。

具体的に何がどれくらい高いのか、オーストラリアと日本にそれぞれある身近なもので物価の違いを比較してみました。

ファストフード店の値段

某チェーン店のダブルチーズバーガーセットの値段を比較しました。セットはそれぞれダブルチーズバーガー+ポテト+ドリンクです。

日本オーストラリア
単品450円$6 (約600円)
Sサイズ650円$10.50 (約1050円)
Mサイズ700円$11.30 (約1130円)
Lサイズ750円$12.20 (約1220円)
(1ドル100円として計算。2025年4月豪ドル/日本円が1ドル/94.86円)

2025年4月現在、豪ドル/日本円が1ドル/94.86円なので、分かりやすく、100円として計算しました。

ダブルチーズバーガーセットはオーストラリアは単品で200円ちょっと、Lサイズになると、500円弱も高いですね。

早くて安いはずのファストフード店ですが、最近では「ちょっと小腹が空いたからおやつに」というノリで買えるものではなくなりました

カフェチェーン店値段

日本にもオーストラリアにもある人気カフェチェーン店のカフェラテはどうでしょうか。

日本オーストラリア
Short455円$4.70(約470円)
Tall495円$5.20(約520円)
Grande540円$5.95(約595円)
Venti585円$6.70(約670円)
(1ドル100円として計算。2025年4月豪ドル/日本円が1ドル/94.86円)

大差はありませんが、若干オーストラリアのほうが高いようです。

他のメニューも見てみましたが、同様に50円から100円オーストラリアのほうが高なっています。

柚葉
柚葉

毎日飲むとなると、100円の差は30日で3000円。油断できませんね。

郊外の一戸建ての購入価格を比較

気になる不動産の値段はどう違うのか調べてみました。

今回は現実的に、都心部から電車で1時間の郊外にある一戸建ての値段をみてみます。

比較条件
  • 人気な郊外 
  • 3LDK
  • 一戸建て
  • 都心部まで電車で1時間(乗り換えなし)
  • 海沿い

今回は比較条件を満たす街、東京の郊外の鎌倉市とシドニー郊外のWoy Woy を比較します。

3LDKの平均価格
鎌倉市5,280万円
Woy woy$937,500(約9,375万円)
(1ドル100円として計算。2025年4月豪ドル/日本円が1ドル/94.86円)
情報元:鎌倉市:LIFULL HOME’S
Woy Woy: Realestate.com.au

シドニーの不動産は過去10年間で97%の値上がりをしています。

97%ということは、約2倍です。10年前はWoy Woy のお家は4600万円ぐらいで買えたということですね。

柚葉
柚葉

買っておけば良かったな、と後悔しているのは私だけじゃないはず…

オーストラリアの不動産やさん
オーストラリアの不動産やさん

もちろん、少し田舎に入ったりすればもう少しやすいところもありますよ

スーパーのお米や肉の値段

オーストラリアで暮らすなら、食材の値段はまず押さえておきたいですね。

オーストラリアでも、タイ米のような長いお米だけでなく、日本のお米のような短いお米もスーパーで買うことができます。

下記の表はオーストラリア産のミディアムグレイン(日本のお米と似たサイズのお米)と日本のお米10㎏と玄米5㎏の値段を比較したものです。

お米の相場価格日本オーストラリア
白米 10kg3,000円~4,000円$19~$38 (1,900円~3,800円)
玄米 5kg2,500~3,000円$9.5~$19(950円~1,900円)
(1ドル100円として計算。2025年4月豪ドル/日本円が1ドル/94.86円)

日本にはたくさんのブランドのお米がスーパーにも並んでいますが、基本的にオーストラリア産のミディアムグレインのお米は1ブランドしか売っていません。

もちろん、オンラインで探すとオーガニックのお米や、産地直売のお米などもありますが、スーパーに売っている物は、基本的に1種類の会社のものです。

日本のお米は種類が多すぎて、相場がいくらと断定するのは難しいですが、スーパーでは10Kg、3,000円から4,000円で売られているのが一般的なようです。

オーストラリアのお米の値段の開きは、セール時の価格とそうでないときの価格です。オーストラリアではお米が半額になることが良くあるので、そこがねらい目!

そして、お気づきかもしれませんが、オーストラリアはなぜか玄米の方が割高なのです。

柚葉
柚葉

不思議です。

オーストラリアのスーパーにはいろいろな種類のお肉が並んでいます。牛肉や豚肉はもちろん、地域によってはカンガルーやワニなどの肉を売っているスーパーもあります。

肉の一般的な値段を比較しました。

日本オーストラリア
牛ランプステーキ900円/100g (9,000円/㎏)$30/kg  (約3,000円/㎏)
鶏モモ肉160円/100g (1,600円/kg)$10/Kg (約1,000円/㎏)
豚バラ肉280円/100g (2,800円/kg)$22/kg (約2,200円/㎏)
(1ドル100円として計算。2025年4月豪ドル/日本円が1ドル/94.86円)

オーストラリアは畜産の国でもあります。スーパーやお肉屋さんに売られている肉はほぼオーストラリア産で、海外からの輸入肉はベーコンやハムなどには使われているものの、生のお肉としては見たことがありません。

ちなみにカンガルーのお肉は$30/kg、ワニのお肉は$45/㎏でした。

移住を考えている人
移住を考えている人

ワニ食べるの?

柚葉
柚葉

私は買ったことないけどね。食べる人もいるみたいだよ

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【2025年】オーストラリアの生活費は成人一人どれくらい?

オーストラリアといっても広いので、ここではシドニーでくらすための生活費を見てみます。2025年現在、シドニーでくらす人の1か月分の生活費は平均して$5,702(約57万円)、4人家族で$9,495(約95万円)と言われています。

4人家族の人
4人家族の人

1か月100万円?!

もちろん、都心部に住むのか郊外に住むのかでは生活費は変わってきますが、一般的に都心から少し離れた郊外で心地よくくらすには、独身の場合で平均して年収$7万から$8万(約700万円~800万円)、月に$5,800(約58万円)は欲しいと言われています。夫婦や家族での生活費となると、更に高くなります。

柚葉
柚葉

生活費の高さは、68国中10位に入るそうです。

オーストラリアは何がそんなに高いのでしょうか。生活にかかる費用の内訳を見てみましょう。

食費

オーストラリアの1人分の食費は1カ月に平均して$532.20(約5万3220円)といわれています。

オーストラリアでは、2022年年末から2023年年末にかけて78%もの食品が値上がりしていて、たまごは11%、パンは9%も値上がりしたそうです。

この値上げは、スーパーに通う私達主婦の目にも明らかで、たまごはいつも行くスーパーで12個$8(800円)、パンも一番安い自社ブランドの食パンでも$2.9(約290円)、少しよいものを買おうと思うと、$4.9(約490円)が相場です。

オーストラリアのパン
柚葉
柚葉

昨今の鳥インフルエンザの影響で卵の値段は跳ね上がって、以前は1ダース$3前後だったものも、最近では$6以下のものは見たことがありません。

水道光熱費

オーストラリアでは、光熱費の請求は一般的に3か月に1回です。

シドニーの電気代とガス代、水道代の1か月の平均請求額です。

電気ガス水道合計
1人日本6,765円3,300円2200円12,265円
オーストラリア$87.6
(約8,760円)
$46.6
(約4,660円)
$52.6
(約5,260円)
$186.8
(約18,680円)
2人日本10,940円4,971円4,242円20,153円
オーストラリア$115.6
(約11,560円)
$61.6
(約6,160円)
$73.3
(約7,330円)
$250.5
(約25,050円)
3人日本12,811円5,591円5,366円23,768円
オーストラリア
$131
(約13,100円)
$80.6
(約8,060円))
$76
(約7,600円
$287.6
(約28,760円)
4人日本13,532円5,284円6,042円24,858円
オーストラリア$163
(約16,300円)
$84.3
(約8,430円)
$76.3
(約76,300円)
$323.6
(約32,360円

(1ドル100円として計算。2025年4月豪ドル/日本円が1ドル/94.86円)
参考:https://www.finder.com.au/energy/average-energy-bill-australia
www.canstarblue.com.au/home-garden/average-water-bill/

上記の表はオーストラリアの平均ですが、住む地域や家の広さによっても値段は異なります。ガスのあり、なしでもだいぶ変わってきます。

柚葉
柚葉

わが家にはガスがなくて、全部電気です。4人で生活して、1ヵ月の平均は約$265(約26,500円)くらいです。

タスマニアなどの南の地方は冬はとても寒いので、暖房費にかかる費用がケアンズなど北の方に位置する地方よりグッと高くなることが予想できますね。

オーストラリアに住む主婦
オーストラリアに住む主婦

子どもの年齢によっても変わってくるね。幼児より、ティーンエイジャーの方が電気代もかかるかもしれないね。

電気代に悩む主婦
電気代に悩む主婦

洗濯乾燥機に入れるにも、服のサイズが大きいと長く回さないといけないしね。

医療費

オーストラリア国民または永住権を持つ外国人は、メディケアというオーストラリアの公的医療保険制度によって、一般の医療費が全額または一部免除になりますが、オーストラリアには小児科や耳鼻科、皮膚科、眼科など日本にはどこにでもある病院がありません。

皮膚科のような特別な科で検査や治療を受けるには、かかりつけ医に診てもらい、紹介状を書いてもらってから、皮膚の専門医にやっと行けるようになります。

しかし専門医はメディケアが適用されず全額負担で、その費用がとても高いんです。1回の受診料で2万円取られることも珍しくありません。

さらに、歯医者もメディケアが適用外で、全額負担です

歯医者は高い

以前、治療を受けた翌年に歯科医から、「1年経ったから様子を見せに来て」と言われたので行ったところ、「きれいですね。問題ないです。少し歯垢を取りますね」と言うので、お任せしたら、診察代$150(約1万5000円)にプラスして歯垢みがき代で$90(約9000円)も請求されショックを受けたという経験があります。

日本では定期的に検査に行く歯医者ですが、オーストラリアでは歯医者は注意が必要です。

歯の治療はとても高いので、オーストラリア在住の日本人は、日本へ一時帰国するときに行く人も多いようです。

歯医者や眼科をカバーする任意保険もありますが、保険料がとても高いので、私はおすすめしません。保険に加入する際は十分に調べてから慎重に検討してくださいね。

永住権を持たない外国人は、一般医療費も全て全額負担です。ワーキングホリデーや長期の観光で渡豪する際は、日本から保険に入ってくる事をおすすめします。

柚葉
柚葉

留学生はOSHCという留学生用の保険に入っておくと安心ですね。

またオーストラリアでは州によって、救急車を呼んだ場合メディケアでカバーされない料金が発生するので、注意が必要です。州別の救急車料金をまとめました。

一回呼び出し当たり+1㎞当たり
ACT(キャンベラ)$1,032 (約103,200円)$14/㎞
NSW州$415 (約415,000円)$3.74/㎞
NT$815(10㎞まで)(約81,500円)$5.25/㎞(10㎞を超えてから)
SA$1,085 (約108,500円)$6.20
VIC$1,306(都心)$1927(田舎)(約130,600円)$0
WA$1,072(パース)(約107,200円)$0
(1ドル100円として計算。2024年4月豪ドル/日本円が1ドル/100.33円)
https://compareclub.com.au/health-insurance/ambulance-cover

クイーンズランド州(QLD)とタスマニア州(TAS)は無料

VIC州とWA州を除き、呼び出し料金にプラスして1㎞当たりの料金が取られます。例えば、NSW州で病院から10㎞離れた所に救急車を呼んだ場合、呼び出し料$415+$3.74×20(㎞)で$489.8が請求されます。

以前日本で救急車をタクシー代わりに使う人がいると問題になっていましたが、そんなこと絶対に出来ませんね。

柚葉
柚葉

先日、義母が旅行先で急病になり救急車を読んだら、たった300mぐらいの走行で、$1100(約11万円)の請求が来たと言っていました。

オーストラリアに行きたい人
オーストラリアに行きたい人

小さな事故で救急車を呼ばれそうになったら、呼ばないで!と叫んでしまいそうだね

もちろん帰宅は自分で帰る手段を手配しなければなりません。

都市部の家賃

オーストラリア、特にシドニーの1ヵ月の生活費を底上げしているのは、なんといっても家賃です。シドニーでは過去3年間で、一軒家の家賃は10%、アパートの部屋の家賃は12%の上昇がみられたそうです。

家賃の高さが原因で、シドニーからほかの街へ移住する人も多くいます。

各都市の家賃の比較はこちらの記事に詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください。

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日本より物価が高いと感じること

レストランのパスタ

在豪20年、主婦の私もオーストラリアで生活するうえで物価が高いなあ、と痛感することは多々あります。どんなときにそう思うのか、まとめました。渡豪まえに、日本から持ってこれるものは集めておいてくださいね。

外食費

オーストラリアの外食費は日本に比べると断然高いです。

近年の物価の高騰はもろに影響していて、急にドーンと高くなったように思います。

シドニーで暮らす友人は、ラーメンを食べに行ったら日本で800円ぐらいで食べられそうなラーメンが、$18(約1,800円)もしたと嘆いていました。

私も先日とあるフードコートで食べたベトナム風のヌードルスープは1杯で$20(約2,000円)でした。

オーストラリアの外食例

それでも都市部はまだ外食業も競争が激しいので、値段も抑えられているように思うのは、私が住んでいる田舎街では、1食分の食事になるようなメニューで$20を下回るものはないからでしょう(もちろんラーメンなどありませんが)。

柚葉
柚葉

田舎は家賃こそ抑えられるものの、外食費は都心よりも高いことが難点です。

お菓子類

スーパーで買えるお菓子類も高いです。

袋に入った飴は$5(約500円)、ポテトチップスも$5など、日本だったら200円もしないかなと思うお菓子が、オーストラリアではなかなか手が出せないおやつになっています。

小分けになった箱入りチョコレートが$25(約2,500円)と、ちょっと日本では考えられないお値段です。

コンビニやガソリンスタンドで買おうものなら、ポテトチップス一袋で$10(約1,000円)もするところもあるので、注意が必要です。

ジュースなどの飲料

ジュースなどの飲料水はお店によっても異なりますが、ペットボトル1本$3(約300円)が一般的です。スーパーなどで箱買いすると安く買えますが、今1本だけ飲みたいというときは、基本的に$3前後します。

オーストラリアの水のことはコチラに詳しく書きました

パブで飲むビールは、1杯$10(約1,000円)なんてお店もあるので調子に乗って飲みすぎるとお財布が危険です。

公共交通費

シドニーの電車賃は10㎞までで$4.5(約450円)、20㎞まで$5.6(約560円)、35㎞まで$6.40(約640円)、65㎞までは$8.40(約840円)です。東京の電車賃と比べると、1.5倍から2倍高いです。

1.5倍から2倍程度ですが、日本の電車はきれいですし時間もピッタリに来る、早いし本数も多い、乗り心地も快適、駅もキレイという条件と比べると、オーストラリアの電車はとてもぼったくられている気持ちになります。

バスの運賃も、日本の一律210円とは異なり、区間で値段が決まります。2区間までは$2.30(約230円)だんだん値段が上がり、25区間になると$4.50(約450円)です。

オーストラリアの豆知識

オーストラリアのバスはあまり人が乗り降りしないバス停だと、「乗ります」という合図(手を挙げる)を示さないと止まってくれないときがあるので、注意。

雑貨

雑貨は日本とは比べ物にならないほど高いです。

これ、100円均一で売ってるよね?と思う品物が$5だったり、時には$10(約1,000円)を超すような品物もあります。

例えば、このフック。写真にあるように、台所で使うミトンをかけるようなときに使うものですが、セールで$8(約800円)!定価は$25(約2,500円)と表示されています。

柚葉
柚葉

これこそ100円均一で売ってそうですよね。

また、オーストラリアではお誕生日やクリスマスにはカードを贈る習慣がありますが、このカードも安い物では$2(約200円)ほどで買えますが、少しキレイな物になると$5〜$10(約500円~1,000円)します。

$2のカードは子どもの友達の誕生日プレゼントに添えるものには使えても、会社の同僚や友人に送るには使えないので(安物とわかるので)、お誕生日に少し「気持ちだけ」のつもりでカードを送るにもそれなりのお金がかかります。

オーストラリアのダイソー

実はオーストラリアにも進出しているダイソーは、100円均一ではなく$3(約300円)均一です。

書籍

シドニーやメルボルンなどの主要都市に行くと、紀伊国屋があり日本の書籍が買えますが、値段は2倍から3倍します。

シドニーには古本屋もありますが、定価よりも高い値段で売られているので、なんとなく買う気になれません。

柚葉
柚葉

古本なのに日本で買う新品より高いなんて…

日用品

日用品も高いです。トイレットペーパーやティッシュは日本の母が日本からの荷物に入れてあげようと思ってくれるほど高いです。

トイレットペーパーは32ロールで$17(1,700円)、ティッシュはひと箱$3(300円)です。日本の5箱399円に比べると、ビックリするほど高いですよね。

オーストラリアのトイレットペーパー
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オーストラリアの方が日本より安いと感じる事

逆に日本に帰国したときに、オーストラリアの方が安いな、と感じるものもあります。野菜などの農産物に関しては、日本より安いことも多いです。土地が広いことによって得られる恩恵ですね。

乳製品

乳製品、特にチーズは日本に比べると安いです。カマンベールチーズやブロックチーズなど本物のチーズは日本ではとても高価で手が出ませんが、オーストラリアでは、$5~$10(約500円~1000円)で買うことができます。

オーストラリアのチーズ

バターも、値上がりこそしたものの400gで$6.5(約650円)など、日本のバターに比べると半分の値段です。

私の母は、オーストラリアに来た時に食べたブロックチーズが忘れられないと、毎回一時帰国するときはお土産に買ってきてと頼まれます。

野菜や果物

オーストラリアのスーパーでは輸入された果物を見ることは少ないです。時々アメリカ産のオレンジやサクランボを見かけるぐらいで、ほとんどはオーストラリア産です。そのおかげか、果物や野菜は日本より安いように感じます。

オーストラリアの野菜

また、ファーマーズマーケットに行くと、地元の農家の方が育てた採りたての野菜をとても安く買うことができるのでおすすめ。

柚葉
柚葉

国産の野菜が買えるのは嬉しいですね。

お肉

お肉も日本と比べると安いです。日本ではあまり食卓に上がることのないステーキも、オーストラリアではときどき登場します。

オーストラリアのステーキ肉
オーストラリアの鶏肉

オーストラリアのお店に並ぶ精肉はほぼすべて国産で、輸入に頼っていないため日本よりも安い値段で提供するができるのだと思います。ただそれでも、近年はお肉も値上がりが続いています。

またオーストラリアには、日本でよく見るような薄切りの肉がスーパーでは売っていません。野菜炒めや煮物などに便利な薄切り肉は、ステーキを買って自分で薄く切るか、アジア系のお店に行って冷凍肉を買うかします。

お米

上記の比較でも出ましたが、お米もオーストラリアの方が安いです。農場の規模が大きいこともあるのかもしれませんね。

ただ、味はやっぱり日本のお米には勝てません。

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まとめ 

オーストラリアは現在、物価の上昇が激しいと私は体感しています。

日本と比較して特に高いと感じられるのは、

  1. 家賃
  2. 外食費
  3. 雑貨などの日用品

物価の上昇に伴って、お給料も上がっているので、オーストラリアで正社員の職に就いている人はそこまで生活に変化を感じていないかもしれませんが、子どもがいる家庭や専業主婦の家庭では、物価高騰の影響をヒシヒシと感じています。

これからオーストラリアに渡り、最初のうちは日本で貯めたお金を頼りに生活する、という方は、多めの予算をもって来ると安心してオーストラリア生活始められそうです。

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この記事を書いた人

在豪歴20年。4年間の留学生活ののち現地で結婚。オーストラリアの田舎町で農家をしながら、3人のハーフの子供たちを育てています。とあることで、子どもたちを小学校から退学させ、ホームスクーリングをしています。長女は今年から全寮制の中学校に入学して人生楽しみ中。ホームスクーリングのこと、全寮制学校のことを中心に、オーストラリア事情をお届けします。

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