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オーストラリア中学ボーディングスクールの費用のまとめ!8年生(中2)に実際かかった学費・寮費・その他費用を大公開

オーストラリアのボーディングスクールに1年間でかかった費用のアイキャッチ
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「オーストラリアのボーディングスクールって、学費や寮費を含めるとどのくらいかかるの?」

そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

中学から入学させる場合、想像以上に費用が必要になることがあります。

この記事では、去年オーストラリアの全寮制中学校(ボーディングスクール)に通い始めた娘に実際にかかった、1年間の費用を赤裸々に公開します。

お子さんのオーストラリアボーディングスクール進学に悩んでいるあなたのお役に立てれば嬉しいです。

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オーストラリア中学ボーディングスクール8年生の学費

まず学費。

わが家の長女が通うボーディングスクール8年生の学費はこの通り。

学費
1学期$5,590 (約55万9,000円)
2学期$5,590 (約55万9,000円)
3学期$5,590 (約55万9,000円)
4学期$5,590 (約55万9,000円)
合計$22,360 (約223万6,000円)
(1豪ドル=100円で計算)

8年生(中学校2年生)の学費だけで、223万円かかりました。

オーストラリアボーディングスクールの寮費

学費(223万円)に加え、もう一つの大きな負担が寮費

平日だけの寮生プランもありますが、わが家の長女は平日・週末とも寮で過ごしています。

寮費はこの通り。

寮費
1学期$6,240 (約62万4,000円)
2学期$6,240(約62万4,000円)
3学期$6,240(約62万4,000円)
4学期$6,240(約62万4,000円)
合計$24,960 (約249万6,000円)
1豪ドル=100円で計算

なんと、寮費の方が学費より高いという驚きの結果。

寮費には三食の食事、おやつ代と洗濯、アイロンかけなどのサービス料も含まれるので、このくらいになるのは妥当かなとも思います。

他校も寮費は大体250万円ぐらいが相場のようです。

学費・寮費以外にかかる費用

娘が全寮制の学校に行きたいと言い出したとき、私が確認したのはまさかの学費と寮費だけ。

しかし、その他の費用は侮れません。

制服

もちろん制服。私立のハイスクールは制服がかわいいです。日本と似ていますね。

娘の学校の制服には以下のものが含まれます。

  • 夏服・冬服・体育着・フォーマル着(教会に行くときに着る制服)
  • 部活ユニフォーム
  • 靴下から・帽子・カバン

入学時にはUniform shop(校内にある制服店)で夏服(オーストラリアの1学期は夏)とバッグなど一式を購入し、あとは長女がその時々で調達し、請求書だけ私に届くようにしました。

4学期の請求書

謎の呪文と番号のみなので、何を買ったのかわかりませんが、制服関連の何かなのでしょう。

送られてきた請求書から予想できる制服の費用
  • 冬服一式
  • ジャージ上下
  • ジャケット
  • 学校指定の水着
  • 部活ユニフォーム
    合計: $1,213 (約12万1300円)

これにプラスして、入学時に購入した夏服とカバンなどの一式が$800(約8万円)だったので、1年間で約$2,000(約20万円)かかりました。

考える人
考える人

夏服一式と比べると全部で12万円だったら安いね

柚葉
柚葉

それが、セカンドハンド(中古)を買ったみたいなの!流石うちの子!笑

娘の学校では、Uniform shop(制服店)でサイズアウトした制服を買い取り、中古として半額以下で売っています。きれいにクリーニングされたものなので、新品と見分けも付きません。

Uniform shopで中古がない場合は、Facebookなどで制服売買ページが作られている場合があるので、探してみてくださいね。

スポーツ費(部活費)

放課後や週末に行うスポーツ(日本の部活のようなもの)があり、部活動費もしっかり取られます。

スポーツ費
1学期$187.5 (約1万8,750円)
2学期$187.5 (約1万8,750円)
3学期$187.5 (約1万8,750円)
4学期$187.5 (約1万8,750円)
合計$750 (約7万5,000円)

部活で着るユニフォームは、制服費用に含まれます。

娘は、学期ごとにスポーツを変えていましたが、1学期に1スポーツでした。2つのスポーツをかけ持つ場合費用は2倍になります。

課外授業・遠征費

私立の学校は課外授業が多いように思います。社会科見学的なものから自由参加のアクティビティまで用途は異なりますが、1年で娘はいろいろな所に行っていました。

課外授業・遠征費
遠征水泳大会$280 (約2万8,000円)
遠泳大会$125 (約1万2,500円)
クロスカントリー(マラソン大会)$295.5 (約2万9,550円)
遠征水泳大会$150 (約1万5,000円)
部活遠征$60 (約6,000円)
課外授業$7 (約700円)
課外授業$65 (約6,500円)
課外授業$120 (約1万2,000円)
合計$1102.5 (約11万250円)
柚葉
柚葉

体験が増えるのはうれしいですが、かかる費用はばかになりません。

教材費

授業で使う教科書やパソコンはレンタルです。

子どもの進路を悩む人
子どもの進路を悩む人

それはありがたいね。

柚葉
柚葉

うん、教科書は買うと高いからね

パソコンは買った方が安いとも思うのですが、借り物であるという緊張感があるほうがよいかもしれませんね。

教材費
教科書レンタル$175 (約1万7,500円)
パソコンレンタル$700 (約7万円)
ノートや筆記用具$150 (約1万5,000円)
合計$1025 (約10万2,500円)
柚葉
柚葉

そして、スクリーンの修理代に$250…

楽しむ人
楽しむ人

カバーをつけ直そうとしてバリって割っちゃったのよね笑

その他

その他もろもろには、こんなものもあります。

その他もろもろ費
出願費$500 (約5万円)
入学金$1100 (約11万円)
保険費$45 (約4,500円)
寄付金$180 (約1万8,000円)
お小遣い約$1000 (約10万円)
合計$2825 (約28万2,500円)

出願費と入学金の高さに驚きました。

そして同時に、この先思いやられそうだと不安になりました…

お小遣いは娘に持たせたデビットカードに振り込むようにしていました。しかし、気づけば合計で$1000(約10万円)。

9年生からは長期休みに働いて、そこで稼いだお金を使ってもらうようにしました。

オーストラリアボーディングスクールの奨学金制度

ここまで読んで、このくらいなら楽勝!という方はあまり多くないと思います。

わが家にはあと2人ボーディングスクールに行くだろう子どもたちがいるのですが、今から悩んでいます。

どうにかして費用を抑えたいですよね。

そこで覚えておいてほしいのが、各学校で出している奨学金の存在です。

オーストラリアのボーディングスクールには、成績・スポーツだけでなく経済的支援の奨学金もあります。

これをもらうには、前の年の確定申告(Tax return)の情報を学校に提出しなければなりません。

「え、めんどくさい」

と思うかもしれませんが、これをするのとしないのとでは年間に払う金額が100万円単位で変わってきます。

わが家も提出して(夫が)、去年は$15,500 (約155万円)もらいました。

4学期の請求書
受け取った奨学金
1学期$3,875 (約38万7500円)
2学期$3,875 (約38万7500円)
3学期$3,875 (約38万7500円)
4学期$3,875 (約38万7500円)
合計$15,500 (約155万円)
子どもの進路に悩む人
子どもの進路に悩む人

これはもらわないと損ね

オーストラリアのボーディングスクール8年生の合計費用

娘が8年生の1年間で実際にかかった費用をまとめると以下の通りです。

学費$22,360 (約223万6000円)
寮費$24,960 (約249万6000円)
制服費$1,213 (約12万1300円)
部活動費$750 (約7万5000円)
課外授業費$1,102.5 (約11万250円)
教材費$1,025 (約10万2500円)
その他$2,825 (約28万2500円)
奨学金– $15,500 (約155万円)
合計$38,735.5 (約387万3550円)
子どもの進路に悩む人
子どもの進路に悩む人

1年間で387万円…

中学校に387万円とは、公立の学校に通っていた私には信じがたい金額ですが、家から通える距離に学校がないので仕方ありませんね…

まとめ

オーストラリアの中学ボーディングスクールは、1年間で学費・寮費だけで年間400万円近い費用がかかります。

物価の高いオーストラリア、教育費も高額ですが奨学金制度をうまく利用すれば大幅に負担を減らすことが可能です。

これからお子さんのボーディングスクール進学を考えている方は、費用の全体像を把握し、奨学金情報を事前にチェックしておくことをおすすめします。

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海外生活
この記事を書いた人

在豪歴20年。4年間の留学生活ののち現地で結婚。オーストラリアの田舎町で農家をしながら、3人のハーフの子供たちを育てています。とあることで、子どもたちを小学校から退学させ、ホームスクーリングをしています。長女は今年から全寮制の中学校に入学して人生楽しみ中。ホームスクーリングのこと、全寮制学校のことを中心に、オーストラリア事情をお届けします。

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